吉本興業と並ぶ関西の芸人さんが多数所属事務所松竹芸能はどんな事務所なのでしょうか?
松竹芸能への入り方やかつていた伝説のマネージャーのことなどを調査しました。
- 吉本興業のライバル松竹芸能はどんな事務所?入るにはどうしたらいい?
- 松竹芸能は映画会社の松竹が親会社のため俳優や声優など色々なタレントをマネジメントする芸能事務所。所属芸人になるには養成所に1年通うのが最短ルート。社員として入社するのは毎年10名程度の狭き門だが幅広く仕事を任せられそう!
スポンサーリンク
待つだけ就活
松竹芸能ってこんな事務所
1958年大阪府歌舞伎座の歌舞伎地下演芸場に芸人を配給していた新生プロダクションと上方演芸が合併し、映画会社の松竹から資本参加を受けて前進会社である松竹新演芸が設立されます。
その後、道頓堀角座を中心に神戸松竹座と新世界新花月に芸人を配給し成長していきました。
漫才ブームで吉本興業にシェアを奪われ、角座は閉鎖に追い込まれますがよゐこ、ますだおかだ、オセロ、アメリカザリガニが舞台やTVで活躍し2007年角座も復活。
現在は新宿にも「新宿角座」もオープンし2019年1月1日大阪府東心斎橋に「DAIHATSU心斎橋角座」がオープンしています。
松竹芸能は今では他社でも当たり前になりましたが、昔から芸人さん以外のマネジメントやTVドラマの制作も行っていました。
ジャニーズ事務所が関西に進出した際には色々と協力を行っており、サンドイッチマンでお馴染みグレープカンパニー設立時には松竹芸能が営業窓口にもなっていました。
松竹芸能に芸人として入るには?
松竹芸能にも養成所があります。
芸人事務所ではありますが芸人だけではなくバラエティタレントとしての対応力を身につける講座があったり、今ならではのYouTuberを養成する講座やSNSの講座(共に東京校のみ)もあったりと時代にあったバラエティに富んだカリキュラムがあります。
時間も基本的には平日夜間と土日に授業があるので社会人の方でも通える授業体系が魅力です。
期間も1年間と短いので中身の濃い授業が受けられそうですね。
現在は芸人志望の方はオーディションで直接事務所所属とはならないようですが養成所へコンビで入る、又はSNSフォロワーが1万人以上で入所金(5万円)が無料になるキャンペーンをやっていました。
期間限定なので入所案内をよく確認してください。
松竹芸能養成所入所案内はこちら
俳優、女優として舞台に立ちたい方は松竹新喜劇のオーディションが4月に開催されていました。
時期によりこのようなオーディションをやっていることがあるのでHPをこまめにチェックしてみましょう。
松竹芸能に社員として入る
新卒採用は毎年10名程度のようです。
総合職で多岐に渡る職種に就く可能性があるので柔軟な考え方や対応力が必要になりそうですので面接の際はそこをアピールすると良さそうです。
まずはリクルートやマイナビなどのの就活サイトからエントリーしましょう。
中途採用に関しては現在は採用活動を行っていないようですが契約社員としてマネージャー職の採用を行っていたようです。
こちらも不定期で転職サイトに採用情報が掲載されるのでこまめにチェックすると良さそうです。
アルバイトはHPに採用情報が載っているので直接応募ができます。
イベント運営、タレントマネジメント業務に興味はある方は検討してみてはどうでしょう?
大阪での採用となるようです。
松竹芸能には昔難波規精(のりあき)さんという敏腕マネージャーさんがいました。
難波さんはよゐこ、オセロ、ますだおかだ、TKOなどの90年代後半〜TVで大活躍した芸人さんのマネージャーとして次々と人気芸人を生み出した敏腕マネージャーとして知られています。
普段はとてもキャラの立っている面白い方でよゐこが「とぶくすり」のトークコーナーでイジってネタにしていました。
めちゃイケの「めちゃ女子プロレス」にも出演するなどとても芸人さんにも愛される方でした。
「拝金主義が当たり前の芸能界では珍しくカネも名誉も欲しがらない人で、タレントが売れだすと一気に興味を失うタイプ。タレントが売れていく成長を一緒に歩んでいくのが生きがい」
出典:JーROCK STAR
難波さんは出世などにも全く興味がなく東京支社長に昇進すると松竹芸能を退社しオセロを解散した松嶋尚美さんの個人事務所「ステッカー」の社長に就任します。
オセロを学生時代にスカウトし、人気コンビに育て上げたのも難波さんでした。
2019年膵臓がんのため55歳の若さで逝去しました。
まとめ
- 道頓堀角座を中心に芸人を配給して成長した会社
- ジャニーズや小さい事務所の営業窓口もやる
- 養成所は東京都大阪に2校
- 難波さんというよゐこやオセロを売った伝説のマネージャーがいた
難波さんのご冥福をお祈りいたします。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回をお楽しみに〜