2021年12月26日をもって人気長寿番組「笑点」の大喜利メンバーだった二代目林家三平さんが卒業し、2022年1月1日「お正月だよ!笑点大喜利まつり!」にて新メンバー桂宮治さんが発表されました。
林家三平さんの卒業の理由や桂宮治さんのことを徹底調査しました。
- 笑点大喜利メンバー林家三平さん卒業理由は?新メンバー桂宮治さんってどんな人?
- 5年7ヶ月ぶりの大喜利メンバー交代!林家三平さん卒業の理由は「自分のスキルを磨き直す」ため!!新メンバー桂宮治さんはエリートサラリーマンから転身した若手落語家の逸材!!若手落語家ブームの火付け役が笑点レギュラーとなり新時代突入!?
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笑点の大喜利メンバー交代は5年7ヶ月ぶり!
笑点の大喜利メンバーが変わるのは2016年5月29日第2515回放送回以来5年7ヶ月ぶりでその時は桂歌丸さんが笑点を体調不良による卒業から春風亭昇太さんの司会者就任に伴うメンバーの補充で林家三平さんが新メンバーとして加わりました。
過去にも度々メンバー交代はありましたが、そのほとんどがメンバーの病気や急逝による入れ替えがほとんどで今回のような卒業という形は珍しいです。
現在の最長レギュラーは林家木久扇師匠はレギュラー52年目です。
二代目・林家三平プロフィール
本名:海老名 泰助 (えびな たいすけ) 1970年12月11日生まれ 東京都台東区出身 中央大学経済学部中退
お父さんは大人気落語家初代林家三平でおでこに手を当てながら言う「どうもすいません」のギャグは当時一世を風靡しました。
中学の同級生には女優の坂井真紀さんがおり、恋心を抱いた時期もあるようです。
兄の7代目林家正蔵さんは昔林家こぶ平の名前でバラエティ番組やタッチ、こち亀の声優などで活躍していました。1989年初代林家三平さんの一番弟子でもある林家こん平さんに林家いっ平として弟子入りします。
1999年にはシンガポールにて東京の落語家として初めての海外公演を行います。
2002年9月には真打に昇進。2009年に父の名跡二代目林家三平を襲名します。
2016年笑点新メンバーとして番組レギュラー入りし、2019年一番弟子の林家たたみが入門しました。
落語家の階級制度について
- 入門〜前座見習い
落語家になるにはまず真打ちと呼ばれる最上位の落語家さんへ弟子入りすることに始まり、前座見習いという階級からスタートします。前座見習いは前座(楽屋)入りするための修行期間でまだ舞台に立つこともできません。
- 前座
寄席の出番表で前に名前があるので前座と呼ばれ、晴れて噺家として舞台に出ることができます。
しかし、まだまだ修行の身にあり、見習いの時の仕事に加え、師匠の雑用や寄席の準備、始まる前の「一番太鼓」と呼ばれる太鼓を打ち、先輩芸人さんのお世話、寄席の開始5分前には「二番太鼓」の打ち出し、自分の出番が終わっても他の芸人さんの出囃子(入場曲)を鳴らしたり、師匠の着替えの手伝い、お茶だしと寄席終了後の「追い出し太鼓」の打ち出しで寄席での仕事が終わります。
12月31日の大晦日以外は毎日寄席に通い、約4年間はこの仕事を繰り返します。
- 二ツ目
ある程度噺家として仕事が務まるようになり、寄席に二番目に上がるものとして二ツ目と呼ばれる階級に昇進すると紋付袴や羽織りを着ることが許されるようになり見た目は一人前の落語家ですが、今度は出番を作るため、高座を自分で探さなければならず、寄席に毎日通うこともなくなるので稽古に時間を費やすことができる一方サボることもできるので周りの噺家との実力差が開きやすいのもこの時期です。二つ目を約10年務めるといよいよ最上位である真打ちになることができます。
- 真打ち
寄席でのトリ(最後の出番)を務める資格があるのが真打ちであり、弟子を取ることもできるようになります。最上位ではありますが落語家としてのゴールというわけではなく真打ちになっても稽古を重ね自分の芸を磨かなければならず、ここからが真のスタートという噺家さんも少なくありません。
落語家の世界は長く険しいんですね・・・最低14年は一人前にもなれないんですね。
奥さんは女優・国分佐智子
林家三平さんの奥さんは女優国分佐智子さんで人気美人女優さんと結婚したために笑点内でも格差婚イジりがかなり横行しており、春風亭昇太さんが当時まだ未婚だった為に妬まれるという流れが確立していました。
国分佐智子さんは過去にTBS深夜番組「ワンダフル」のワンギャルとしてレギュラー出演しており、当時釈由美子さんと人気を二分するほどの人気でした。
当時高校生の私とその友達でも国分佐智子派と釈由美子派に別れてましたね〜
卒業理由は大喜利も含め「自分のスキルを磨き直すため」で最近急激に痩せてきており重病説も囁かれましたが、フィットネスジムのライザップでのダイエットであり自身のツイッターで発表しています。
三平さんは父の初代林家三平さんや兄の林家正蔵さんがあまりにも偉大であり比較され、揶揄されることも多かったと思いますが言い訳もせず逃げなかったことにより自分の能力を客観的に認識し、一度笑点を卒業し芸事にしっかり向き合い精進することの決断はとても素晴らしいですね。
新メンバーは桂宮治!
林家三平さんに変わる新メンバーとして2022年元旦の「お正月だよ!笑点大喜利祭り!」で桂宮治さんが加わることが発表されました。
桂宮治プロフィール
本名:宮 利之 (みや としゆき) 1976年10月7日生まれ 東京都品川区出身 東京学園高等学校卒業
高校卒業後演劇を学んでいた時期があり、その後一旦は化粧品販売会社に就職しますが、自身の結婚披露宴にて会社の退職と落語家への転身を発表しました。
2008年桂伸治に入門し2012年に当時二ツ目になって4ヶ月ながらNHK新人演芸大賞落語家部門大賞受賞。
以来実力が認められTV番組にも多数出演するようになります。
2021年2月に真打ち昇進しました。
なかなか勇気のいる行動ですね。相当の野心家さんなのかもしれませんね
年収1000万円!!元エリートサラリーマンから落語の道へ
高校卒業後舞台俳優としてフリーで活動していましたが、役者仲間から化粧品販売の仕事を紹介してもらいセールスマンとして年収1000万円以上売り上げていました。
しかし、30歳に結婚する際に妻からの「1回きりの人生なんだから」と言われ落語家になることを決意します。
落語会での昇進は基本的に入門順とされていますが桂宮治さんはその才能が評価され29年ぶり5人抜きの抜擢真打ちとなりました。
また講談家六代目神田伯山さん、三代目柳亭小痴楽さんらと若手ユニット「成金」を結成し、若手落語家ブームの火付け役となり、今後落語界を背負っていく逸材として期待されています。
まとめ
- 笑点のメンバー交代は5年7ヶ月ぶり
- 林家三平に代わる新メンバーは桂宮治
- 桂宮治は化粧品営業で年収1000万円を辞めて落語家に転身
- 超飛び級で真打に昇格した若手有望株
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新メンバー桂宮治さんにも期待したいですが、林家三平さんにもいつか笑点に戻ってきてほしいですね!お二人の益々のご活躍を期待します!!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回もお楽しみに〜