夏といえば甲子園。高校野球芸人で大活躍のかみじょうたけしさんが甲子園を題材にした本を出版しました。
今回はかみじょうたけしさんが高校野球にハマった理由をご紹介します。
この記事でわかること
- 高校野球に詳しすぎるかみじょうたけしはどんな芸人?
- 高校野球にハマったきっかけとその理由は?
- 高校野球を見てきて感じたことは?
かみじょうたけしプロフィール
本名:上条 剛志 (かみじょう たけし) 1977年12月31日生まれ 兵庫県淡路市出身 龍谷大学卒業
淡路島の出身で旧一宮町の町会議員だったお父さんの長男として生まれます。
いとこにヒデオ銀次という歌手がいます。
全然知らないのですが・・・
龍谷大学時代には落語研究会に所属し、漫才コンビを組んでいました。
大学在学中から松竹芸能に所属していましたが漫才では結果を残せず2006年よりピン芸人となります。
ピンネタをやる時はアロハシャツを来ていることが多いですね。
2012年2月5日に結婚。当時ラジオ番組のレギュラーしか無かったかみじょうさんですが、相手のお父さんがそのラジオのリスナーで即決で結婚を承諾してくれました。
ちなみに2月5日は事務所の先輩森脇健児さんの誕生日で敢えてその日にしたそうです。
坂東英二さんの他にも野球選手や高校野球の監督のモノマネができるかみじょうたけしさん。
伝わらないモノマネ選手権で全国区に知れ渡り、アメトークの高校野球芸人での知識の多さでブレイクし、高校野球=かみじょうたけしというイメージが定着しました。
高校野球にハマった理由は?
かみじょうたけしさんといえば高校野球の知識がものすごいことで有名ですが高校野球にここまで深くハマるキッカケとなった試合はあの歴史的名勝負を見たことだそうです。
初めて高校野球を見たのは小学6年生の時で明石市の明石球場で後に自身が進学する津名高校と神戸広陵高校の試合を見に行ったことが最初の高校野球観戦でした。
きっかけでいうと、1989年から。もう30年近く前になります。ちょうど小学校6年生の夏やったんですけど、地元の公立高校(津名高校)が兵庫県でベスト4にいってたんです。
引用元:SPAIA
あと2回勝ったらあのテレビでやってる、桑田、清原とかが出てたやつなんやなと。それで親父に「あっこに、あんな田舎の高校が行くんかい。ちょっと見に行かしてえや」と言って、明石球場(今の明石トーカロ球場)に連れてってもらいました。まだ明石大橋もなく、高速船に乗って、魚の棚のとこ通って、明石城の裏から入って、というのをすごい覚えていますね。
私の高校も地方大会の決勝まで行った時は同じ気持ちになりました。
大学は京都の龍谷大学に入学し、一人暮らしを始めますが下宿先は兵庫県鳴尾浜でした。普通であれば大学の近くに住めば通学も楽になるのですが、大学よりも甲子園に近い鳴尾浜をとりました。
タダで甲子園で野球が見られる!と甲子園で売り子のバイトをしながら高校野球を見る生活だったようです。
更に深く高校野球にハマったのが1998年の夏の甲子園大会で平成の怪物と言われた横浜高校・松坂大輔投手の登場でした。
準々決勝PL学園戦では延長17回を一人で250球投げ抜き、準決勝明徳義塾高校戦ではリリーフでマウンドに上がり0−6から大逆転勝利。決勝では京都成章高校にノーヒットノーランで優勝し、大会史上5校目の春夏連覇を達成しました。
松坂さんだけじゃなく、PLには上重さん(日本テレビアナウンサー)がおったり、平石さん(西武ヘッドコーチ)、大西宏明さん(元近鉄)がおったり。明徳には寺本さん(元ロッテ)おったりとか。 京都成章には古岡基紀さん、鹿児島実業には杉内俊哉さん(元ソフトバンク→元巨人)、浜田高校・和田毅さん(ソフトバンク)、帝京・森本稀哲さん(元日本ハム)とかタレントが凄かった。そういうのでハマったというのもあるんかな。とにかくスターが多かった。
引用元:SPAIA
この年のドラフト会議は授業中にこっそりラジオを聞いてましたね笑
高校野球を見ていて得たことや感じたことは?
一番好きな高校は智弁和歌山高校だそうで、校歌をフルコーラスで歌えたり6月の練習メニューまで把握しているかみじょうさんが高校野球を見ていて色々と得たものや感じることがあるそうです。
かみじょうたけしさんが高校野球を見ていて素晴らしいと思うことは「高校野球を通しての人間力の向上」だそうです。
その期間だけでとんでもない人間力の向上やと思うんですよね。親への感謝の気持ちって、若いときはなかなか表現できない。僕が高校の時は素直に「お父さんありがとう」なんて恥ずかしくて言えんかったすよ。それを高校球児はみんな、やるんですよね。
堂々と言える高校球児が眩しくてね。それってやっぱ、2年半俺はやり切ったことを振り返るきっかけで、周りへの感謝の気持ちがムワーッと自然に湧いてくるんやと思うんですよね。なんかそこまで達することができる高校野球って、凄いなって思います。
引用元:SPAIA
すっかり高校野球大好き芸人として定着したかみじょうさんですが、有名になったことで得た出会いもあります。
甲子園を見ていると後の高校球児となる中学生世代に声をかけられることがとても多いというかみじょうさん。その中に後に報徳学園で甲子園に出場し広島カープにドラフト1位で入団する小園海斗選手がいました。
最初は報徳学園に進学予定という岡崎星輝くんという子が、『ピッチャーやってます!』って話しかけてきてくれて。その時、横にいた子がずっと『マックス(ストレートの最速)も言っておけ』って岡崎くんをせかすんです。『何や、このマックスくんは』と思って名前を聞いて、『2年後の夏の甲子園の100回大会、盛り上げてくれよ!』って言って別れたんですけど。そっから彼らが入学してすぐの春の大会の新聞記事で“報徳学園に彗星現る”って記事を見つけて、誰やと思ったら小園くんで。『うわ、マックスくんやん!』って(笑)。1年生から活躍して、去年は2年生ながらU18日本代表でしょう。そんなすごい子だったとは…
引用元:Walker Pluss
小園選手は大阪桐蔭の根尾選手(中日)、藤原選手(ロッテ)と共にBIG3と言われてましたね
かみじょうさんが高校野球を通じて出会ったたくさんの物語があります。
- コロナウイルス感染でベストメンバーで試合ができなかった高校同士の再試合
- 最高の仲間ができると言った仙台育英・須江監督の言葉を真実にした選手達
- 甲子園決勝で9回表6点差から1点差まで迫った日本文理激闘の試合
- 名門PL学園が部員12人で紡いだ最後の夏
その物語達を「野球の子 盟友」という本に収録してあるそうなのでこれは買いですね!
まとめ
- かみじょうたけしは松竹芸能のピン芸人
- 高校野球大好き芸人としてアメトークや伝わらないモノマネでブレイク
- 大学よりも甲子園に近いところに一人暮らしをして甲子園で売り子のバイトをしていた
- 後の広島カープ小園海斗選手に中学生の時に声をかけられた
毎年のように感動をくれる高校球児の戦いと詳しすぎるかみじょうたけしさんに今後も期待ですね!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回をお楽しみに〜