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【ネタバレ上等!】キングコング西野亮廣の著書「革命のファンファーレ」を要約!ビジネス論を解説!

[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]店長何やってるんですか?[/word_balloon] [word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]ゴミ拾いですよ[/word_balloon] [word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]急にどうしたんですか?[/word_balloon] [word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]地球のためにやってるんですSDGsですよ。[/word_balloon] [word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]SDGsって言いたいだけでしょ。誰に影響されたんですか?[/word_balloon] [word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]西野亮廣さんです。革命のファンファーレを読みまして・・・[/word_balloon] [word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]

じゃあ今回は趣向を変えて本の要約をやってみましょう。

この導入も初めての試みですね。

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※解説には筆者の主観が入っていることをご了承ください。

西野亮廣の著書「革命のファンファーレ」ってどんな本?映画「えんとつ町のプペル」に使ったプロモーション方法とは?
えんとつ町のプペルをヒットさせるために行ったプロモーションを公開し、これからの時代を生き抜くのに何が必要かを説く本でした!

革命のファンファーレが聴き放題に追加!

西野亮廣プロフィール

氏名:西野亮廣 (にしの あきひろ) 1980年7月3日生まれ 兵庫県川西市出身 兵庫県立川西緑台高校出身

名前の由来はお父さんが好きな三国志の諸葛亮から「亮」をとり画数のいい「廣」をつけました。四人兄弟の3番目で兄、姉、弟がいます。

両親は西野さんをとにかく褒める育て方をしていて家の前の道路に軽石で落書きをしたため近所で問題になりましたが両親は西野さんを怒らず大量のコピー用紙を持ってきて「絵を描きたいならこれに書いたほうが描きやすい」と怒リませんでした。

とにかく西野さんのやりたいことを裕福ではないためにお金はありませんでしたが両親が工夫してなんとかやらせてくれる両親でした。

西野幼少期
出典:ameblo

小学校は西野→にっしん→日清焼きそばUFO→UFOということでUFOと呼ばれていました。

明るく素直でいい子が周りの西野さんに対する見方で周りの友達からも人気があるために、芸人になってから西野さんが叩かれているのが相当辛いとよく言われています。

高校卒業後大阪吉本NSCに22期生として入学し梶原雄太さんと「キングコング」を結成します。NSC在学中からキングコングの実力がずば抜けており他のNSC生から妬まれてしまうほどでした。

芸人2年目で「はねるのトびら」のMC役ツッコミ役としてメンバーに入りすぐに人気芸人となります。タモリさんからのアドバイスで絵本作家を志し、5年の歳月をかけて「Dr.インクの星空キネマ」を発売し作家デビューを果たします。

2015年には個展「にしのあきひろ絵本原画展inおとぎ町ビエンナーレ」を開催。

1万人を動員し、2016年には絵本「えんとつ町のプペル」を発売し70万部発行を記録。2020年にアニメ映画「えんとつ町のプペル」が公開されます。

えんとつ町のプペル [ 西野亮廣 ]


2020年をもって吉本興業を退社。

独立し株式会社NISHINO(現在はCHIMNEY TOWN)を設立します。

西野亮廣著革命のファンファーレ

  • 発売日 2017年10月4日
  • 出版社 幻冬舎
  • 発行部数 2020年現在15万部以上

やりたいことが見つからない人へ

俗にいうおじさんと言われる人たちは「最近んの若いものは」と言います。

おそらくそのおじさんも言われてきただろうし今の若い世代もおじさんになればいう言葉でしょう。

その言葉が正しければ人類は絶滅してなければなりません。

なぜ現在でも人類が生き続けているかというと時代や環境に合わせてアップデートを行なってきたからです。

いつどんな時代でもより優秀なのは「年下」でありそんな年下世代への批判は「進化の乗り遅れ」であると西野さんは記しています。

時代の進化とともに技術が向上したことであらゆる仕事がなくなりました。

職業がなくなっていく時代に突入し昔のようなやりたいことを一つに絞り追求する時代からやりたいことを掛け持つ、迷うことがこれからの時代を生き抜く術になりました。

なので「やりたいことが見つからない」のは当たり前のことでやりたいことに固執するとそれだけでは生活できない恐れがあります。

具体例として西野さんは「えんとつ町のプペル」に4年半の制作期間を費やしたので芸人としての稼ぎがあったから可能だったと言います。

農業革命よりも産業革命よりも大きな革命が今起きています。それが情報革命です。

ものの売り方が変わり(自動販売機、ECサイトなど)、働き方が変わり(派遣社員の普及、副業の解禁など)、お金の形が変わり(クレジットカード、スマホ決済など)、常識が変わり(職業は一つに絞る必要はない)、道徳が変わっています。(ネットリテラシーなど)しかも超高速で。

革命のファンファーレは既に鳴っているのです。

昭和世代からは「好きなことをして生きていけるほど世の中は甘くない」と言われてきましたが、これからは「好きなことを仕事化するしか道が残されていない」時代です。

親や先生はこの時代を知らないのでその方法を教えてくれません。

僕たちは自分自身の手や足を使い変化を学び、実践し、思い知り、対応していかなければなりません。頑張れば報われる時代は終わり変化しなければ生き残れない時代に突入しています。

必要なのは常識のアップデートです。

お笑いめがね
お笑いめがね

時代は変わっているが親や先生は時代への対応法を教えてはくれないので自分自身で情報を集めアップデートしていかなければならないのですね

他人と競うな。自分だけの競技を作れ。

「えんとつ町のプペル」は下準備を繰り返し、「ヒットするしかない」というレベルまで追い込んだことで国内で32万部海外での出版も決定しています。

5000部売れればヒットと言われる絵本業界で32万という数字はメガヒットといえます。

今までの絵本と違うことは「超分業化」を行なったことです。

絵本を一人で作るのではなく「空を描く作業」「色を塗る作業」「キャラクターをデザインする作業」をそれぞれのプロフェッショナルに頼みました。

アニメや映画は既に行われていることなのに絵本業界では行われていないことに西野さんは気づきました。

その原因は絵本市場があまりにも小さいためにそれぞれのスタッフにギャランティを支払うことができないのが理由でした。

なので全て一人でやるしかないのが絵本業界の常識でした。

ならば資金さえなんとかなればそれぞれのプロに頼めるということでお金を集める手段とした西野さんはクラウドファンディングに目をつけます。

支援額は5650万円支援者は9550人歴代最高記録でした。

しかしクラウドファンディングはお金のなる木ではなく西野さんが有名人だから集まった訳ではありません。

例を挙げるとM-1チャンピオンとろサーモン久保田さんは劇場の修繕費用をクラウドファンディングで募りましたが目標20万円に対して8万円しか集まりませんでした。

お笑いめがね
お笑いめがね

例に敢えて同期の芸人を挙げるっていう笑

お金を稼ぐな。「信用」を稼げ

お金とは信用を可視化したものです。お金そのものに価値がある訳ではありません。

クラウドファンディングとは信用をお金化する装置です。

企画者の信用度が低ければクラウドファンディングのお金も集まりません。

10年前なら視聴者は料理を食べて感想を言うタレントのことをそのまま信用していましたがネットが普及し、SNSもある今では嘘が簡単にわかっています。

認知度の高い好感度タレントではなく信用の高い人気タレントが求められる時代になってきています。

好感度と信用、認知と人気はそれぞれ全く別のものであることを理解する必要があります。

そこで西野さんは嘘をつかないことを徹底しました。

マズい料理を美味いと言わない。

当然西野さんはグルメ番組に呼ばれなくなりますが嘘をついて信用を失うよりはコチラの方がいいという考えでした。

そして自分の意思を明確にすること。

言いたいことはハッキリ言う。相手が先輩であろうと大御所であろうと言える環境を作ることにしました。

以前TV番組の収録でディレクターさんが西野さんをイジろうとしたため、西野さんが収録途中で帰ることがありましたがそれは西野さんがそのディレクターさんに信用がなかったからと書いています。

よく芸人さんがよくやる「イジり」にも芸人さん同士の信頼関係がないと成立しません。

「何を言ったのか」ではなく「誰が言ったのか」がとても大事になり、いじめとイジりの境界線は「信頼関係の有無」と考える西野さんの明確にしたことは「イジメには徹底的に参加しません」ということでした。

これからの時代信用が力を持ち「信用持ち」が時代を獲る。

個人の信用そのものが売り物となる職業が世に出てくるでしょう。

握手

インターネットが破壊したものとは?

インターネットの普及によりあらゆるものの値段や相場が調べればすぐにわかり、比較が容易になってきています。

西野さんはクラウドファンディングでえんとつ町のプペルの製作費を募る1ヶ月前に「西野亮廣独演会」というトークライブを開催しています。

そのチケット代は2000円で小学生以下は無料と破格の値段でした。

美術セットから音楽に至るまでプロにお願いして決して2000円ではできない内容でしたが、そのお客さん4500人の信用を得るためにわざと設定した値段でした。

「2000円ではできないことはお客さんが一番知っている。」インターネットの普及により相場がわかっている現在の情勢を逆に利用したのでした。

本屋さんは「20:80の法則」で回っており、人気ランキング20位までの本の売り上げの80%を占めており21位以下が残りの20%になり20位からこぼれたものはその店から排除される確率が高くなります。

置くことのできる本に本屋さんの「広さ」という物理的制約があるからです。

しかしアマゾンのようなECサイトであれば倉庫から排除されても注文が入れば取り寄せ、発送まで自動で送ってくれます。

そのために店のラインナップから外す必要がないために常に本棚に並んでいる状態になります。

この物理的制約をインターネットは破壊しました。

ネタバレを恐れるな。無料公開を批判する人間に未来はない

えんとつ町のプペル発売から3ヶ月が経とうとしているときに「お金の奴隷解放宣言」と題して、インターネット上でえんとつ町のプペルの全ページを無料で公開しました。

これには非難の声が殺到し、「クリエイターにお金が落ちなくなる」「業界が疲弊する」などの声が西野さんに集まりましたが、結果的に無料にしたことで売り上げが上がりスタッフにはプラスαのギャランティも払うことができました。

西野さんは反論として無料SNSで無料で批判しているじゃないか。

このニュースもYahoo!のような無料検索サイトから仕入れているのでは?

無料を批判している人たちが盛大に無料で文句を言ってくることに論破しこの炎上を治めました。

価値がないものを無料で提供しても、お金は発生しないが価値のあるものを無料公開することでファンが生まれ、巡り巡って周りのスタッフや関係者にお金が落ちていることを認識することが必要です。

お金が発生するタイミングをずらしているだけで時間差でお金は発生しています。

入口を無料にすることでさらに大きい見返りを西野さんは狙っていました。

「全てのサービスには利用した瞬間にお金を払うべきだ」と考える人には「自分の意志」ではなく「お金」によって選択肢が狭まり、行動が抑制されており、これを「お金の奴隷」と西野さんは論じています。

無料公開したえんとつ町のプペルが結果的に売り上げが伸びたことを「フリーミアム戦略」と言いスーパーの試食や化粧品のサンプルを無料で送るのもこの手法になります。

データを扱う現代のモノの売り方では1回無料公開を行うことで1回分のコストで200万人近くが無料で読み、そのうち100人に一人でもお金を出して買おうという人がいれば2万部は売れます。

ニュースとしてこの無料公開の情報が流れすぐにECサイトのランキングでは売り上げ1位になりました。

このフリーミアムと絵本は相性が良くデータとしての絵本を無料公開したことで物質としての本の価値を上げることができました。

絵本には読み物としての機能のほかに読み聞かせという「親と子のコミュニケーションツール」としての機能も付随しており、紙である部分に付加価値がつき有料でも売り上げがあがりました。

それは絵本というものは内容があらかじめわかっているものの方が買いやすいという母親の心理もありました。

感情に支配されず、常識に支配されず、時代の変化を冷静に見極め、受け止め、常に半歩だけ先回りをすることが大切だ。

船底に穴が空き、沈んでいく船の、”まだマシな部屋”を探してはいけない。最後に水に浸かる部屋を奪い合ってはいけない。今の状況を正確に捉え、生き延びることが大切だ。

努力の本質とは?

えんとつ町のプペルはページが正方形です。

その理由はいかにInstagramにアップしてもらえるかを考えた結果でした。自分達だけで宣伝するのではなく読者に宣伝してもらうためです。

確実にヒットを生むためには、数十、数百の仕掛けが必要です。

これらの仕掛けは全て自分の時間を使った宣伝ではなく他人の時間を使った宣伝になります。

ヒットを連発している人はこのような仕掛けが呼吸をするように当たり前にできています。

努力が足りてない努力は努力ではないし「この努力は本当に正しいのか?」と疑うことをサボり、時代にそぐわない努力もそれもまた努力ではありません。

お客さんはお金を持ってない訳ではなく出すキッカケがない

本屋にはお客さんがお金を出すきっかけがありません。

店員とのコミュニケーションもなく本屋に置かれている本は「本の力」だけで売れなければなりません。

本屋さんもプロモーションはやっているのですが、コミュニケーションデザインとお客さんの手柄が抜けていると西野さんは言います。

本を売るなら本を売るキッカケをデザインする必要があります。

それは「コミュニケーション」です。

後押しの一言だったり、購入することでの特典などの環境がキッカケになります。

「勇気」はいらない。必要なのは「情報」だ

テストで毎回95点を取ってる人が96点を取っても、それほど幸せではないが毎回0点の人が50点を取ると幸福度は上がります。

「伸び率」をデザインすることはとても大事だと西野さんは言います。

ディズニーランドの入場ゲートが狭いのも始めにストレスをかけその先の開放感に「伸び率」があるためにシンデレラ城を見た時に何倍もの感動があります。

野球で「そのボールに手を出すと空振りする」というのは神ではなく過去の体験から得る情報が教えてくれます。勝負の決め手は体験の数であると西野さんは言います。

一人の体験より10億人の体験の方が得られる情報が多く信憑性が高いのは明らかです。

行動しない人は理由をすぐに「勇気」のせいにしますが行動に勇気はいりません。

子供の頃電車に一人で乗れるようになったのは勇気のおかげではなく体験や経験から「電車の乗り方の情報」を手に入れたからです。

勇気を出す前に情報を入れるのが行動するには必要です。

情報は行動する人に集まり、さらなる行動を生み、また情報が集まってくる行動の連鎖が起きます。

そのための情報収集が必要です。

まとめ

この記事で分かったこと
  • 常識のアップデートが必要
  • お金は信用を数値化したもの。信用を稼げ。
  • インターネットは物理的制約を破壊した。
  • フリーミアム戦略は絵本との相性が良いので敢えてネタバレさせた
  • 結果が出ない努力は努力と言わない
  • お客さんがお金を出すのはコミュニケーションも必要
  • 「勇気」よりも「経験」が必要

西野さんは昔からディズニーを倒すと言っていましたが現実になるか期待ですね!

今回初めての試みをしてみましたがいかがでしょうか?

また次回をお楽しみに!

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