東京オリンピックが終わると次はパラリンピックが開幕します!
そんな東京パラリンピックを紙芝居で盛り上げている元芸人さんがいるというので調べてみました!
- パラリンピックを盛り上げている芸人?どんなことやってるの?
- ヤムちゃんとかみはるはプロの紙芝居師!パラスポーツやパラリンピックを広めるために色々と活動中!!
二人のプロフィール
ヤムちゃん
1979年2月10日生まれ 沖縄県那覇市出身 カナダ・レスブリッジ大学卒業 東京NSC8期生(同期:スリムクラブ、パンサー尾形、ジョイマン)
2003年より東京NSC8期生として芸人生活をスタート。お笑いコンビ「ブルックリン」を結成しますが1年で解散します。
紙芝居師の道へ
株式会社漫画家学会の紙芝居オークションに合格し、紙芝居師として活動。
カナダでの留学経験を活かし、アメリカ・アトランタ、ラスベガス、オランダハーグ、フランスでのジャパンエキスポでも紙芝居を披露しました。
時に覆面を被り「お父さんはミナクルマスク」を演じることもあります。
かみはる
1989年9月20日生まれ 千葉県船橋市出身 先天性股関節脱臼、変形性股関節症を持ちながらも紙芝居師として活動しています。
先天性股関節脱臼とは?
今は発育性股関節形成不全と呼び、生まれながら又は、周産期の姿勢異常によって臼蓋形成不全などが伴う亜脱臼状態や後天的に脱臼しうる状態にある症状の総称です。
参考:ウキペディア
2度手術を行い、高校卒業後一度は就職しますが、声優になるために東京アナウンス学院に入学します。しかし、変形性股関節症を併発し、以降は杖が必要な生活となります。
変形性股関節症とは?
関節軟骨、摩耗によって近傍の骨の変形・破壊や関節滑膜の炎症が起き、疼痛や運動障害からADL障害をきたす股関節疾患です。
かみはるさんの場合先天性股関節脱臼からくる、二次性のものと思われます。
参考:ウィキペディア
相当関節の可動域が狭そうですね
出会い
かみはるさんのアナウンス学院2年目に紙芝居学科の講師としてヤムちゃんさんが招かれ二人は出会います。卒業後にヤムちゃんさんから誘われかみはるさんも紙芝居師としての活動を始めます。
出会った時にはかみはるさんは声優になりたいという情熱が薄れており、学校もサボりがちになっていたようで目標を見失っていた時にカリキュラムの紙芝居の文字が目に入り、軽い気持ちで見にいくとヤムちゃん他2名の紙芝居師をみて紙芝居にのめり込んでいきます。
この時の他2名の中にZIP!のお天気コーナーに出演している久保てんきさんがいました。
パラリンピックを知って欲しい!
かみはるさん自身も2016年までは自身が障害者だったこともあり、スポーツには後ろ向きで、パラリンピックのことも何も知らなかったそうです。
しかしヤムちゃんさんに出会い、障害を武器にするように諭されましたが腑におちず活動していたところ「アンプティサッカー」を見る機会があり観戦するとかみはるさんに雷が落ちました。
選手に話を聞くと「杖は関係ない。サッカーやってるだけだよ。」との返答に、それから紙芝居に取り組む姿勢とパラスポーツを広めたいと本気で思うようになりました。
以降二人だけではなく、色々な紙芝居師の方ともパラスポーツ並びにパラリンピックの広報活動を行っています。
[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]私はボッチャに注目です。ものすごく戦略的で見てて面白そう[/word_balloon]聖火ランナーにも抜擢!!
かみはるさんは東京パラリンピック開会式当日の8月24日に、聖火ランナーとして走ることが決まっているそうです。
現地に応援しに行くことはできませんがぜひ頑張って欲しいですね
まとめ
- ヤムちゃんはジョイマンやスリムクラブと同期の元芸人
- かみはるさんは股関節に障害を持ちながらパラスポーツを応援している
- かみはるさんがアナウンス学校に通ってる時に紙芝居講師のヤムちゃんと出会う
- パラリンピックを盛り上げるために日々活動中!
最後にかみはるさんの言葉が心に刺さったのでご紹介します
ずっと、私は言っているのですが
「2020年のおまつりが終わっても障害者はずっと障害者」です。
どうか、これがただのブームで終わらないように、紙芝居師一同。
これからもパラスポーツや障害理解に力をいれて活動を頑張っていきます!!
出典:かみはる公式HP
今後もヤムちゃんさんとかみはるさんの活躍に注目ですね!!
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
また次回もお楽しみに!!