東京オリンピック開会式直前に組織委員会の開閉会式制作・演出チームで「ショーディレクター」を務める小林賢太郎さんが組んでいたラーメンズのコントでホロコーストをネタにした過去があり、それが原因で解任されました。
※ホロコースト・・・ナチス政権とその協力者による約６００万人のユダヤ人の組織的、官僚的、国家的な迫害および殺戮。１９３３年１月にドイツで政権を握ったナチスは、ドイツ人を「優れた人種」であると信じる一方、ユダヤ人を「劣った人種」であると見なし、いわゆるゲルマン民族のコミュニティに対する他民族による脅威であるとした考え。
確かにホロコーストをネタにした過去があったことがあり、オリンピックに参加できなくなったことは残念でしたが、ラーメンズは本当に面白いコンビだったのでご紹介したいと思います。
ラーメンズはどんなネタをやってたコンビなの？小林さんがメディアに出なくなったのはなぜ？相方の片桐さんは今何をしているの？
ラーメンズプロフィール
左：小林賢太郎 １９７３年４月１７日生まれ
右：片桐仁 １９７３年１１月２７日生まれ
１９９６年に多摩美術大学版画家の同級生でコンビを結成し、コントを中心に活躍し、ネタの作成も主に小林さんが作成していました。
独創的なネタが多く単独公演では小道具などを使わず、時間も長尺のネタが多いのが特徴でした。
他のコンビでは真似できないラーメンズは評価が高まり単独公演のチケットは入手が難しかったです。
お笑い芸人世論調査というサイトではコントの面白さは１位になっており全体でも３位にランク付けされています。
爆笑オンエアバトルで大活躍
NHKで放送されていた「爆笑オンエアバトル」では第１回から出演し１位通過。
高得点の代名詞であるオーバー５００を最初に達成したコンビです。
１７回の挑戦でオンエアは１３回オンエアバトルの初期の立役者としてますだおかだと並んでプロデューサーに評されています。
千葉滋賀佐賀
日本語学校を舞台にしたコントで最初はスローテンポで単語をお互いに繰り返していくのですが、段々早くなり「千葉！滋賀！佐賀！」を誇張して言うシュールさとテンポの良さが受けて当時ニコニコ動画でこのネタを元にした動画が大人気になりました。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]当時はラーメンズが好き＝おしゃれなお笑い好きみたいな風潮がありましたね[/word_balloon]小林賢太郎が病気によりメディアに出なくなる
小林さんは足に持病があり、詳細な病名などは公表されてはいませんが、日常生活には支障がないものの舞台上でのパフォーマンスが難しくなり、２００９年を最後にラーメンズも活動休止状態になりました。
小林賢太郎パフォーマー引退
この病気が原因で、第一線として表舞台には立つことがなくなり演出を中心とした裏方に徹していましたが、２０２０年に表舞台からの引退を発表。ラーメンズも事実上の解散となりました。
- Twitter @kkw_official
片桐仁は俳優業を中心に活躍
２００６年頃から俳優業を軸に活躍しはじめ、２０１０年埼玉県宮代町の外交官に就任しましたが名刺には「俳優 片桐仁」と書いてあります。
エレ片でお笑いも続けてる
エレキコミックとのコントユニット「エレ片」は今でも続いており、芸人さんとしての活動をやめたわけではありません。
今年のキングオブコントに青木さやかさんと挑戦することも表明しています。
まとめ
ラーメンズは２０００年代を中心に独創的なコントで活躍していたコンビでった！小林さんが足の持病が原因によりパフォーマーを引退したことでラーメンズは事実上の解散。小林さんは演出などの裏方の道へ。片桐さんは俳優業に軸を置いていたが「エレ片」でお笑いも続行中！２０２１年キングオブコントにも青木さやかさんとコンビを組み挑戦！
今回のオリンピック演出メンバーからの解任は残念なニュースでしたがラーメンズの面白さは変わらないのをこんな小さな場所ではありますが強く訴えたいと思います！！
どうせ切り取って報道されてしまうんでしょうから・・・
今後の小林さんと片桐さんのそれぞれの活躍に期待しましょう！！
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回もお楽しみに
