2000年代前半くりぃむナントカでアシスタントとして活躍した大木優紀さん、やべっちFC初代アシスタントの前田有紀さんはテレビ朝日アナウンサーとして同期でとても仲良しでした。
その二人がテレビ朝日を退職し、二人とも全く違う道で活躍しているそうなので調べてみました。
この記事でわかること
- 二人はなぜアナウンサーを辞めて全く違う仕事に就いた?
- 違うことを始めるのは怖くなかった?
- 今でも二人は仲良し?
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待つだけ就活
アナウンサー時代の二人
二人とも2003年入社のアナウンサーとしてテレビ朝日に入社します。
大木優紀(おおき ゆうき) 1980年12月12日 千葉県浦安市出身 慶應義塾大学卒業
ちなみにビビる大木さんとははとこになります。
入社当初は主に「題名のない音楽会」や「くりぃむナントカ」を担当し、幅広い年齢層からの支持を受けていました。
「(ナントカは)私自身も本当に思い入れの深い番組でした。私を育てて下さったのは、くりぃむしちゅーのお2人だと思っています。トークだったり、場の雰囲気、物の考え方……その時その時をいかに対応するかという部分は凄く学ばせて頂きましたし、上田さんと有田さんが師匠だなって思っています。『どうしたらいいんだろう?』って迷うときは、『ナントカ』の時の状況を思い出します」
引用元:ORICON NEWS
3年目にはスーパーJチャンネルのサブキャスターとして報道番組に関わるようになります。
その後も報道、バラエティ、どちらもできるマルチなアナウンサーとして活躍します。
前田有紀(まえだ ゆき) 1981年1月17日生まれ 神奈川県出身 慶應義塾大学出身
入社してたった6日のまだ研修中に深夜のやべっちFC初代アシスタントとして抜擢されます。
前田さんはどちらかというとバラエティ番組を担当することが多く、大木さんが担当していた「くりぃむナントカ」にも大木さんの代理として何度かアシスタントとして出演していました。
二人は同期で大学も同じということからとても仲が良くお互いに仕事のことからプライベートなことまで話し合っていました。
大木さんが料理番組を担当したことから二人で料理をすることも多かったようです。
前田「大木さんは、ありあわせの材料で作るのが得意。凝り性でレシピも忠実に再現する。この前の角煮はおいしかった!」
大木「前田の腕も、最近は安心できるようになりました。でも、基本も知らないくせに、ハーブを使ったおしゃれ料理なんかに挑戦するんですよ(笑)」
引用元:ZAK ZAK
同期の二人がくりぃむナントカのアシスタントの座をかけて行った対決前のマイクパフォーマンスがとても面白いと話題になりました。
そしてこのマイクパフォーマンスで有名になったのが大木さんが生まれた時からずっと一緒に寝ている「プーちゃん」というぬいぐるみの存在です。
しかもこのプーちゃんは二代目もいるそうです・・・
初代の年季がすごい・・・
二人ともアナウンサーを辞めて退職・・・新たなステージへ
大木さんは2021年12月、前田さんは2013年3月にアナウンサーを辞めて退職します。
今までのアナウンサーの方は、20代をバラエティ番組を担当30代40代と経験を重ねるにつれて報道番組などを任されるのが一般的ですが、大木さんにそのようなキャリアプランはありませんでした。
海外旅行が大好きだったこととたまたま見た「令和トラベル」創業の記事を見て転職を決意しました。
退社の意思を伝えた際、直属の上司からは「大木はもう40歳だ。20代なら説得の方法があったと思うけど、君の性格も知っているし、言ってきたということは、もう決まっているんでしょ?」と返された。
引用元:東洋経済ONLINE
そして2021年4月に「令和トラベル」というスタートアップ企業に転職します。
一般的に革新的なアイデアで短期的に成長する創業2〜3年の企業をスタートアップと指します。
また経済産業省中国経済産業局の資料内では、スタートアップの特徴についても下記のように記載があります。
- 成長スピードが速い
- ビジネスに斬新性があり、イノベーション、社会貢献を意識している
- 出口戦略(イグジット)を検討している
スピードアップ事業はその名の通り仕事面でのスピードが求められ、ハードワークになりやすいのが特徴です。
お子さんを二人育てながらのスタートアップ企業への転職に迷いはなかったのでしょうか?
「今は、仕事が楽しくて、新卒の頃のような『やる気満々』な状態。でも、私には、2人の子どもがいる家庭があるから、そうはいかない。夫の支えがなければ、今のように仕事に打ち込めていない」
引用元:東洋経済ONLINE
やはり旦那さんの支えが無ければ難しいですよね。
会社がまだできたばかりという分、働き方に対しても自分で決めれることが大きいことで家族とのコミュニケーションの時間や海外旅行に行ったりと仕事以外の時間もうまく取れているようです。
前田さんは2013年退職後ロンドンへ留学し、語学とガーデニングを学び帰国後都内の生花店で2年半ほど働き、2015年に結婚。
現在は二人の子供を育てながらフラワーブランドgui、花屋NURを経営しています。
周りの人や両親からは、“しがみついてでも働きなさい”と反対されました(笑)。アナウンサーの仕事が嫌だったというわけではないんです。
アナウンサー時代、アスリートや起業している人にインタビューをする機会がよくあったのですが、その人たちが目をキラキラと輝かせながら笑顔で応えてくれる姿がとても印象的で。
ふと、“自分はそんな生き方をしているのかな? ほかにもそんな風になれる職業があるのでは?”と思ったんです。
そして、32歳のときに退社を決意しました。
二人とも自分の生き方について広い視野を持っていて素敵ですね。
二人は今も仲良し?
同期で大学も一緒で仲良しの二人でしたが今も仲はいいのでしょうか?
大木さんと前田さんは今もとても仲良しでお互いの家族一緒に旅行もしています。
なんか安心できる写真ですね。今も仲が良くてよかったです。
ホースコーチングという馬をコーチとして自己内省・行動変容のためのプログラムです
同じ同期の市川寛子さんと定期的に同期会を開いているようです。自分の生き方をしっかり持っていてとても素敵ですね。
まとめ
- 二人ともアナウンサーという仕事は嫌いになったわけではない。
- 好きなことを見つけて好きなことで生きていく人生を決断した。
- 大木さんはスタートアップ企業の旅行会社、前田さんはフラワーアーティストとして活躍中。
- 二人とも今でも仲良し!20年経った今でも同期会を開いている。
アナウンサーという華の職業を辞めてまで好きなことで生きていく二人はとても素敵ですね。
大木さんは40代という新しいことをするには難しい環境にあったにも関わらず家族の支えもありながらチャレンジしてとても表情がイキイキしているように見えますね。
前田さんもアナウンサーを辞めてから全くTVで見かけることもなかったですが花に囲まれてとても元気そうでしたね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回をお楽しみに〜